アービトラージ入門サイトです。アービトラージ投資って、ご存知ですか?聞きなれない言葉ですが、日本にもずっと以前からある『さや取り』という投資手法のことです。アービトラージで仕掛ければ、投資した市場の乱高下に振り回されることなく安定した利益を確保し続けることが可能です。当サイト『アービトラージ投資って?』では、そんなアービトラージ投資の優位性や具体的手法に加えて、アービトラージに隠された見落とし勝ちなリスクにも言及してまいります。
アービトラージ投資とは、2つ以上の銘柄の値段の差を使って儲ける方法のことです。

例えば、同じ業界の会社Aと会社Bの株価がここ数年だいたい同じように推移してきたとします。だいたい同じような値動きとはいえ、あるときは会社Aの株価のほうが高くなったり、会社Bの株価が高くなったりしますよね。
そこで、一方の会社が他方に比べて割高になったときに高いほうを信用売りして安いほうを現物買いするという形で、仕掛けます。
そして、また株価が戻ったときに、信用売りした株を買い戻し、現物買いしていた株を売却します。
これがアービトラージ投資の基本的な手法です。日本でも昔から行われたていたリスクを抑えた手法で、「さや取り」とか「裁定取引」とよばれています。
アービトラージの優位性を検証してみましょう。
まずは、分かりやすいように、株式投資を例に考えてみます。
通常の株取引の場合は、市場の影響を多大に受けます。どんなに株を買った会社の業績がよくても、市場全体が暴落しているときは、利益を出すことは困難です。
株式市場は結構もろくて、予期せぬことが原因で結構急落しますから、注目している企業以外の要因によって、株式投資の成否はかなり影響を受けるということです。運任せの部分が結構あるということですね。
アービトラージ投資の場合は、ある株を買ったら、値動きが似ている別の株を売りますから、市場が暴落すれば、買った株は損が出ますが、売った株価から利益がでますので、市場全体が上がろうが下がろうが、その影響は関係ないのです。
このようにアービトラージ戦略の有利な点は、予測しずらい市場全体の動きに影響されないといことです。注目した2つの銘柄の株価の差が開くか縮まるかだけに注目していればいいので、リスクが低くより安全に収益をあげることが可能なのです。
アービトラージで損しないために、アービトラージ取引のリスクについても学んでおく必要があります。アービトラージ戦略の検証でもみた様に、アービトラージは損しにくい投資方法ですが、絶対に損しないという訳ではありません。損しないために、アービトラージ取引のリスクを知っておくべきです。
【1】信用売りした銘柄が急騰してしまうリスク
最悪なのは信用売りした銘柄が仕手化してしまうことですが、それ以外でもちょっとした
ニュースで株価が上がってしまう銘柄は困ります。この対策としては、信用売りを仕掛け
る銘柄の株式発行数をみて、発行数の多い銘柄を選ぶことである程度回避することが
可能です。
【2】手数料負けしてしまうリスク
アービトラージ取引は2つの銘柄を同時に仕掛けますので、通常の株式投資に比べて
2倍の手数料がかかります。そこである程度1取引当たり十分な変動幅が必要になります。
ですので、手数料が安い証券会社を使うことは勿論ですが、仕掛けようとしている2つの
銘柄も値動きがある程度ある銘柄を選ぶようにしましょう。ただし、仕手株のように値動き
が激しすぎるものは当然さけてください。
【3】逆日歩が発生してしまうリスク
信用売りした銘柄によっては、時に逆日歩といわれる費用が発生します。この逆日歩は、
一度発生すると毎日かかるのが通例です。また状況によって額も変動します。逆日歩とは
いわば株のレンタル料みたいなもので、信用売りする人が多いと、その株が品薄となり
そのレンタル料がかかるという仕組みです。
この逆日歩を回避するためには、急騰リスクの回避と同様、株式発行数が多い銘柄を選ぶ
と安全です。
株数が多い場合は、信用売りする人が多くても、なかなか品薄にないにくいといわけです。
以上のリスクは、それぞれの対策をすることで、回避可能ですので、アービトラージ取引を実践するうえでは注意して、損しないようにしましょう。
アービトラージ入門用にこのサイトを立ち上げました。これからは個人も自分の責任で自分のお金を運用していく時代ですが、ちまたではサギ紛いのハイリターン投資か、全然増えない投資信託などが蔓延しています。そんな中にあってアービトラージ投資は、安全性と納得できる運用益のバランスがいい投資法ですので、これから勉強したい人向けにアービトラージ投資の基本的なことをまとめます。
Copyright アービトラージ入門 2007